こちらもシチリア新メニューです。アンチョビの塩気と新玉ねぎの甘味がお互いを引き立たせ、オレガノがアクセントとなって食欲をそそります。アンチョビ好きの方、ぜひお試しください!
シチリア料理はオリーブはもちろんアーモンド・松の実・ケイパー・オレガノといった食材が使われていることが特徴だそうです。お店にはキクチさんがシチリアに行った際の写真を置いています。
(ホール担当:石井)
お店に着くと、キクチさんが何かを揚げていました。カンノーリの筒になる部分です。
私が初めてカンノーリを食べたのは、確か大雨の夜、アメリカのピザ屋さんにデリバリーを待ちきれずに車で取りにいった日です。ピザ屋のおいちゃんは、「天気が悪くて、注文が多いから取りにきてくれて助かったよ。」とこの筒型のお菓子を2つ、一緒にもたせてくれたのです。
あれから何年も経って、これがシチリア発祥のお菓子ということを知りました。名前はうろ覚えでしたが、あのおいしすぎた味は忘れません、手作りのカンノーリをまた食べれるなんて、幸せです。
パイよりもしっかりしたパリパリ食感の記事に、中は甘さ控えめのリコッタチーズがたっぷり入って、とてもとてもおいしい食べものです。ごちそうさまでした。
(ホール担当:伊藤)
コロッケは、おいしいです。商店街のお惣菜屋さんでいつもついつい買ってしまいます。
アランチー二もコロッケ、ライスコロッケのような一品です。けれど、ただのお米ではありません、リゾットです、リゾットの中にひき肉とグリーンピースが入り、さらにそれを揚げる、という何とも贅沢な食べもの。おいしくないわけがありません。
とても懐かしい味がしました、どこかで食べたような、噛んでも噛んでも思い出せんませんでした。私はアランチーニは食べたことはないはずなのに、とても素朴で懐かしい味、あたたかい気持ちになります。商店街でも売ってほしいです。
シチリアシリーズが新しく足されて、黒板は新メニューでにぎやかです。皆様もお店で初めての食べものに出会ってみませんか?
(ホール担当:伊藤)
キクチさんは今回の旅でイタリアの南にあるパンテレリーヤ島を訪れる機会があったそうです。その島にはケイパーが野生で実るんだとか。日本で見かけるケイパーは酢漬けになっていますが、南イタリアのトラパニー地方では、塩田があり、ケイパーも塩漬けにして保存するのが主流と教わりました。
このサラダでは、ほっくりとしたじゃがいもに茹でたタコの歯ごたえが噛み合わさったときの味わいが本当に美味しいです。そこにほどよい塩味のケイパーが入って、さっぱりしているのにこんなにおいしくていいのかな、というくらい、じゃがいももタコもうまみたっぷりです。
暑い午後に、キリッと冷えた白ワインに合いそうです。どうぞお試し下さい。
(ホール担当:伊藤)
みんな大好きジェノベーゼです。バジルが特産であるジェノバ地方で生まれたペストだからジェノベーゼ、とキクチさんに教わりました。バジルに、松の実やニンニク、オリーブオイル、パルメジャーノチーズが加えられます。
このペストを作る為に、両手で抱えるほどのたーーーくさんのバジルの葉をキクチさんが用意していたのに、ペストになるとひとつの瓶におさまってしまって、驚きました。その分手作りペストの新鮮なバジルのいい香りと、ナッツの風味もまろやかで、初夏に爽やかなおいしさです。
バジルが旬なこの季節に、ぜひおためしください!
(ちなみに、写真ではジェノバのレストランでも提供されるトロフィエというショートパスタです。お客様にはいつものスパゲッティのパスタと提供させていただきます。)
(ホール担当:伊藤)